私は現在32歳の主婦で、2歳の子供がいます。私は30歳を目前にして結婚しました。そんな私の、婚活の記録を文字として残そうと思います。

私は今まで、何人かの人とお付き合いしては別れ、20代が終わりになりかけているときに、誰も付き合っている人がいませんでした。年齢としては結婚適齢期、または適齢期をすこし過ぎている状態です。でも家と職場の往復の毎日なので、特に出会いもなく、焦りばかり募る日々でした。

そんなとき、私の高校時代の友人から、結婚するという報告を受けました。堅実で真面目な人柄の彼女は、今まで男性と付き合ったことさえありませんでしたが、急な結婚報告ということで大変驚きました。

彼女は「婚活しました」と照れながら私に告げました。聞けば、結婚相談所に登録し、お相手の男性は、結婚相談所でスタッフに紹介してもらった人、とのことでした。そのとき私は、「婚活」という言葉を意識しました。

彼女から紹介を受け、彼女が登録していたという結婚相談所に登録しました。紹介割引が効いたとはいえ、登録料だけで10万円くらいかかりました。その相談所は、顔写真を含めた自分のプロフィールを登録し、そのプロフィールを気に入ってくれた男性が、紹介所を通じて私に郵送でコンタクトを求めてくる、といったシステムでした。

そして、それとは別に、事前に行った性格診断の結果から、自分に合う男性のプロフィールをコンピューターがマッチングしてくれて、そのかたのプロフィールも毎月4通送られてきました。

女性側も同じシステムで、メンバーの男性のプロフィールを検索し、気になった男性がいれば紹介所を通じてそのかたにコンタクトを取ってもらえるというシステムでした。

しかしメリットのようなデメリットのような特異な方式で、お互いのプロフィールのみは、自宅のパソコンや郵便物で知ることができるものの、相手の顔写真だけは、相談所まで直に行かないと見られない、というシステムでした。

相談所メンバーの男性とはいえ、不特定多数に私の顔を自宅で閲覧されたくないけれど、同じように私が男性の顔を知ることも困難でした。相談所まで電車で片道45分かかったので、毎週のように通うと金銭面がかなり負担が大きかったです。

3~4ヶ月ほど経ち、私も気になる男性を見つけ、そのかたと2回デートをしました。お相手は、とても真面目そうなかたでした。水族館や遺産巡りが好き、と仰っていましたが、たとえばカラオケやゲームセンターなど、いかにも「娯楽」なことが好きな私とは合わない気がしました。

でももう後がないし我がままを言っていられえる年齢でもないので、お相手が告白してくれたら私もOKを出そうと思っていましたが、そんなことも無く、次の約束はあやふやになり自然消滅になりました。

入会したての頃は、入会して間もない女性だからか、大量に届いた男性からのアプローチの郵便物の数々も、月数が進むにつれ、顕著に減っていきました。新規で登録される男性も毎月数名ずつしかおらず、何のために高額な月会費を払っているのかわからなくなり、5ヶ月で退会しました。

その後、近所で開催されるお見合いパーティーに、毎週のように参加しました。自宅からそれほど遠くない距離で3社が開催していたので、3社とも各10回は参加しました。いつのまにか私は常連のようになってきてしまい、「前回のときアプローチされたけど断った人だ」とか「あの人前回私のアプローチを断った人だ」とか「この人先週、別のお見合いパーティーの会場にいた人だ」とか、参加する男性の数々も、いつしか【知っている人】ばかりになり、それに比例して新しい出会いもなく、お見合いパーティーそのものに行くのをやめました。

男性とは縁がありませんでしたが、お見合いパーティーで前の席に座っていた1歳年下の女性と仲良くなり、彼女はそのパーティーでカップルになった男性と付き合い始めました。幸せいっぱいの報告メールをくれる彼女に、なんで私だけが、と悔しくて切ない思いもしました。でも、ここで諦めたら結婚できないので、プライドを捨てて、次の手段を考えました.

もう、ネット経由での出会いしか残されておらず、2社ほどネットの出会い系サイトに登録しました。 1社は個人が運営しているような、ホームページもすこし安っぽい印象を受けるところです。

ひとりの男性と携帯メールアドレスをサイト内で交換し、1度会いました。食事をし、東急ハンズでウィンドーショッピングをしました。私は、気が合うと思い、また会いたかったのですが、彼からその後連絡が来ることはありませんでした。

同時進行でもう1社の出会いサイト、ヤフーパートナーに登録していました。顔写真から気になった男性何人かにメールで連絡を取り、男性からもコンタクトを希望する連絡を受けたりしました。

実際に会ったのは2人です。2人共、載せていた顔写真とだいぶ違いました。一人は、何十年前の写真を載せていたんだろうと思うくらい、写真と年齢差や頭頂部に違いがありました。
もう一人は、年齢は偽っていないと思うけれど、まさに「奇跡の1枚」を載せていたんだなと思いました。

そんな中、コンタクトを取っていた一人の男性と会いました。私も、半ば諦めていたので、ファミレスで待ち合わせをし、その後ゲームセンターでコインゲームやクレーンゲームをしました。

その男性の印象としては、写真もわりと同じで、相性も、可もなく不可もなく、といった感じでした。私がそう思っているということは、相手もそう思っているんだろうなと思っていました。

そのまま2日が過ぎ、相手の男性からメールが届きました。「今日、この前話していたドラマの放送日だね」とだけメールが入っていました。私に興味がないなら、この男性とはもう関わりを持ちたくないと思い、「今週の土曜日あいてる? 会えないかな?」とメールを返しました。

それに対して、「その日は友人とバーベキューの予定があって無理。またの機会に」という返答がきました。バーベキューが本当にしろ嘘にしろ、この人は私に興味がないんだなと思いました。

あれから4年、その人がなぜか今の旦那です。恋愛初期のようなときめきはなくなっていますが、ほどほどに笑い合いながら過ごしています。

付き合うことが決まった瞬間、そしてプロポーズを受けた瞬間、長くて辛くて大変だった婚活を終えて、心底ほっとしました。彼がいなければ今でも独身で婚活を続けていたと思います。

プライドを捨て、恥も外聞も捨て、手当たり次第に登録し、参加することが婚活成功の秘訣だと思います。

以上が私の長い婚活の体験記です。